■■■ 「くずはらはちまん あれこれ」 ■■■


あれこれ 第6話  平成24年7月
 

 − 平成24年度 総代総会 4月28日(土) −

  平成24年度の総代会議が開催される前に、葛原地区戦役者慰霊祭
 斎行されました。 毎年、新年度の総代会を始める前に、地域の先人、
 特に国のために尊い命を捧げた方々に感謝の誠を表すために行われます。
 前宮司(父)から継承して、禰宜共々心を込めて奉仕致しました。
 
 今年は東日本大震災で犠牲になられた方々の慰霊を合わせて行いました。


 
 


 − 神前結婚式 5月5日(祭) −

  久しぶりに神前結婚式を奉仕いたしました。

 天気も良く、家庭的な雰囲気に包まれたとても良い挙式でした。


 
 


 − 祈年祭 5月20日(日) −

  今年の稲の豊作を祈り、国家及び地域の平穏・安全を祈願いたしました。
 新緑の香りのする中、鳥の声、風の音を感じながら、とてもさわやかな祭典を
 ご奉仕することができました。

 祭典終了後、氏子の皆様のリクエストに答え、昨年同様、大分県の
 矢野大和先生
をお招きして「一期一笑顔」と題して講演会。境内中が笑いに
 包まれ皆さん元気をいただきました。

 その後は、町内ごとに車座を作り、手弁当を聞いて「お籠り」の始まり。
 矢野先生も引っ張り込まれ楽しい宴となりました。
 いい風習はいつまでも残しておきたいものです。


 
 


 − 「イセヒカリ」のこと −

  伊勢神宮の御神田ではイセヒカリという品種の稲が作られていますが、
 これはもともとはコシヒカリであったものが平成元年二度に亘っての台風の
 襲来を受け、ほとんどの稲がなぎ倒された中、たった二株の稲が神田の中に、
 すっくと立ち続け見事に実った稲種を 「イセヒカリ」と名付け現在に至っている
 ものです。

 このイセヒカリで作ったお酒があると聞き、早速検索。
 山口県の酒田酒造に「五橋」というお酒があり、お取り寄せで今年の祈年祭に
 神酒としてお供えし、参拝者に振舞いました。
 香りがよく瞬く間に無くなってしまいました。


 
 


 − 葛原八幡神社史料が完成しました −

  祭神・和気清麻呂公顕彰事業の一環として、約5年の歳月をかけ完成いたし
 ました。 当社に残る数少ない資料で、江戸末期、嘉永年間のものです。

 内容は正一位護王大明神贈位に関する請願書、日記、書簡等。
 古文書の解読には、川野洋佑氏(元読売新聞記者・古文書研究家)の
 献身的な力添えをいただきました。

                                       宮司 福江 國彦

 
 
 

 
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