■■■ 「くずはらはちまん あれこれ」 ■■■


あれこれ 第4話  2008年7月
 

  − 清麻呂さまと北辰妙見 −





  清麻呂さまが活躍された時代は、妙見信仰(北極星を拝む信仰)が流行
 した時代。 常に位置が変わることない北辰(北極星)に、永遠・不変を
 願ったのですが、当社の清麻呂さまの銅像は、足立山(霧ヶ岳)上空に輝く
 北辰をはるかに望んでおります。
 そして、銅像の周りを「和み(なごみ)の小径」で散策できるようになって
 います。

  先日、ご参拝の方から「清麻呂さまの銅像が動かぬ北辰で、私たちが
 その周りの星となって「和み(なごみ)の小径」をめぐるのですネ」と。

 なるほど、意識しないままに、実は当時の妙見信仰がこの場所に表現されて
 いたのだと強く感じるところがありました。

 これも、清麻呂さまのご神徳なのかもしれません。

                                      宮司 福江 國彦



 − 夏越の大祓と燈篭まつり −

  毎年、7月30日夏越の大祓祭が齋行されます。(午後3:00〜)

 氏子総代の方々のご奉仕でつくられる「茅の輪(ちのわ)」をくぐる
 「茅の輪くぐり」の神事が行われ、無病息災を祈ります。

 夜には、近隣の小学生が奉納した「燈篭絵」を置燈篭に貼り、
 200メートル余の参道を幻想的に照らします。





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